>>vol.11の続き

2ヶ月間の長編ブログも今回が最後。

ブラジル滞在最終日、
リオ・デ・ジャネイロから長距離バスでサンパウロに到着し、
vol.3でもお話したブラジル移民の中沢さんのお家に一泊させてもらうことになっていた。
中沢さんはサンパウロから一時間ほど車で走った所に大きなお屋敷を持っていて、
敷地に入ってから車でしばらく走らないとお家が見えて来ない。

見えたお家もワォ~!2階建てで、すごい横長~。おっきい!
しかも、もう何軒かあるし!
すごいわ。
この旅の中で一番、大きなベッドでぐっすり寝かせてもらいました。

中沢さんの大邸宅は山頂にあるので、翌朝テラスから絶景を見ながら、
おいしい朝食を頂いた。
それから中沢邸の敷地を案内して頂くと!おっ!!

なんと、中沢さんは、もっとサッカーがうまくなりたい日本の子供たちの為に、
サッカー合宿所を持っていた!敷地内にですよ!
寝るとこ、大浴場、マッサージ室、食堂、もちろんグラウンドなど、
相当な設備が整っている。
残念な事に、今は留学生がいなかったのですが、
かつて留学生だったという方は、経験から、
「本当のブラジルのサッカーを見れる環境にいるだけでも、ブラジルでサッカーを学ぶ価値がある」とおっしゃっていた。

それしかしない環境に、しかも本場の環境に、
自分を追い込む事が若いうちからできる青年たちを羨ましく思います。
きっとその後の人生にも、大きく影響しているだろうな~。

そして、中沢さんは私たちが来た記念に梅の木を植林してくれた。

自分が植えた木がブラジルの地ですくすく育って行くかと思うと、
すっごく嬉しく、また、粋な計らいだな~と感激!
こんなおもてなしもあるのね~、なかなか日本じゃ難しそうだけど。
大きくなれよ~♪

ジャジャーン!

その後、鴻池さんのピラルクーを見ながら熱い話を聞き(詳細はvol.5)、
一面のトウモロコシ畑などを見学しながら、
いよいよ悲しくもお別れの時間。

私たちは、なんていい旅をしたんだろう!
横田さん、中沢さん、蛸井さん、その他、この旅に様々な形で関わって下さった方々に、
心の底から感謝の気持ちでいっぱいになりました。

「ブラジルは怖い所」この旅に来る前の印象は、嘘ではないかもしれない。
でも、その倍以上「ブラジルは心温かい人たちがいる所」だと思う。

「遠くてなかなか行けない南米ブラジル」それはいつか行こうという憧れになっていたけど、
「行こうと思えば、意外と行けちゃう所」という印象に変わり、
地球の裏側だけど、気持ちの上ではかなり近く感じるようになりました。
百聞は一見にしかず!ですね。
その国の空気感などを肌で感じることは、かけがえのない経験になります。
だから旅は素晴らしいですよね~。

この旅は、本当に自分の中でとても大きい意味を持ち、
日本に帰って来てからも、色々な場面でこの旅で感じた事などを思い出し、
広い視野で物事を見ることができるようになったように思います(多分)。

本当にこの旅を素敵に演出して下さった皆さん。
ありがとうございました。
また遊びに行ったら、また皆で飲みましょうね!
皆さんお元気で!
ブラジルありがとう!大好き~!!

【完】