POUSADA ARARAS ECO LODGEのオーナー、
マットグロッソ州サン・ジョゼ・ド・リオ・クラーロ市の渡辺パウロ市長、
市長の運転手さん、
ブラジル移民の横田さん、
和田さん、
私、というなんとも凸凹な大人5人は、
オーナーの4WDに乗り込み、
オーナーの所有するひろ~い敷地の森を進む。
大自然をほぼそのままに残しているので、当然周囲は真っ暗。
オーナーの強烈に照らすライトと、車のライトだけが頼りだ。
カピバラに会いに行く途中にも、
野生の鳥やら猿やらワニやらに遭遇して大興奮!
(ワニは姿は見えませんでしたが、ライトを照らすと目が光るのでいるのが分かります)
何か動物がいる度に、車を止めて、オーナーが説明してくれる。
なんと贅沢な!
しばらくすると、待望のカピバラの親子が現れた!
プッ!なんだあの風貌は!
車をそ~っと降りて、そ~っと近づく。
でっかいビーバーみたいだ!かわいい!
オーナーは顔見知りらしく、近づいても大丈夫だが、
初対面の私たちには、つぶらな瞳をおっきく見開いて、横目で観察している。
かろうじて、大きさが違うから、父・母・子と分かるけど、
皆同じで、同じ方向向いて、横目で見てる。
プププププ…見てるだけで笑える!なんだ、このキャラは?
何もして来ないのが分かると、ジリジリと近づいて来た。
横目見開きながら。
いつ迄見ても飽きそうにない。
しばらくすると、親子みんなでドプンッ!と川に入って行った。
ワニいるけど、大丈夫なんかな?
暗い川をチャプチャプと泳いで行ってしまった。
カピバラちゃ~ん、ありがとう~!
君は遠い日本でも大人気だぞ~~~!!!
車に乗り込んだ私達は、カピバラに大興奮だ!
あ~来て良かった!ありがとう、オーナー!!
30分ほどで、特別ナイトサファリを終えた。
ロッジに戻ってくると、
オーナーは私に、ころんとしたカピバラの木彫りの置物をくれた。
これは私のかけがえのない宝物になった。
カピバラを見て、喜んでいたのが伝わったのだろう。
オーナー本当にいい人だ~。
そして、私達は車を止め、
夜空に広がる満点の星空を見る事に。
これが、今迄見た星空の、どの星空よりもものっすごかった!
天の川や、日本からは見えない星座なんかもくっきり出ていて、
流れ星にも遭遇!
ブラジルの大自然は、やっぱスケールが違う!
ブラジルってすごい!感動だ~!!
そしてその後、市長と夕飯へ行った後、
すっかり遅くなってしまった。
これまた市長のご好意で、市長さんの運転手さんが
私達をクイアバのホテルまで車で送ってくれた。
普通なら運転してる人がいる車で、同乗する人は寝ないのがマナー。
しかし私達の体力は限界に…
気づいたら、瞼が…。ごめんね、運転手さん。。。zzz…
市長さんの周りの方々は、
本当に「市長の頼み事なら喜んで!」とばかりに、
ひたむきで、とってもまじめに尽くしている方が多い。
そのまじめっぷりはかっこいく、
「ブラジル人はあまり働かない」というようなイメージとは全く違った。
この運転手さんだって、普段は寝てる時間だろうに
一生懸命運転してくれた。
それは、市長との信頼関係になりたっているのかもしれない。
市長は改めて、地域に尊敬されているんだな~と思います。
すごい人と出会えたな~
2日目も濃厚で、素晴らしい経験ができました。
夜中の3時、車はホテルに着き、お風呂に入ると、
もう1時間後には飛行場に行かなきゃいけない時間だった…( ;∀;)
強行ハードスケジュールはまだまだ続く…